Microsoft Azure 技術者blog

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2016年12月1日
永井 寛之

制作のきっかけ

今回は、今までご紹介した、Microsoft AzureやPower BIを実際に活用した事例をご紹介して参りたいと思います。

何か身近な事で活用をと考えていた時に、「トイレの個室待ち程無駄な時間はない」という声を耳にしました。

みなさんいかがでしょうか?

駅や大型商業施設、イベント会場など人が集まるところ必ず「トイレの個室待ち」が発生しています。
イベントなど一時的に訪れる場所なら我慢も出来ましょう。これが会社のトイレで慢性的に発生しているとしたらいかがでしょう。これは忌々しき問題です。
私も確かにそうだなと思いました。
そしてみなさんが口を揃えて「いつ行っても空いてない!」と仰います。本当でしょうか?

この、「いつ行っても空いていない!」を検証すべく、今回は「トイレIoT」に取り組んでみたいと思います。

まずは概略です。

折角検証するのですから、今までご紹介したMicrosoft Azureも、Power BIもご紹介したいという事で、スタートしました。

データの流れ
トイレ監視システム 実装版

実装版

各種センサーデバイスで検出した利用統計情報を、PHPを使って受け取りHTMLソースに表示し、データベースにも保存するという構成です。いずれもMicrosoft Azure環境で構築するので、ハードウェアを用意する必要はありません。また、検証後はクリック一つで環境を畳める事もMicrosoft Azureを利用する大きなメリットの一つだと思います。大変便利です。

ここで蓄積したデータをもとに管理者にはPower BIを使って可視化します。トイレを利用される方々には、Browserを経由してリアルタイムに空き情報を提供します。

実際トイレに行ってみないと状況が解らないというストレスフルな状態から、これで解放されます。

更に発展させた構想として、理想版もあります。
今回は実装版で構築しましたが、次回はもっとIoT要素を追加した、Event HubやAzure IoT Hubを使う構成で構築してみたいと考えていますが、ここでは概略だけご紹介とさせていただきます。

トイレ監視システム 理想版

理想版

いかがでしょうか。各種センサーデバイスで検出した利用統計情報を、Event Hubで集約し、Stream Analyticsにてデータをリアルタイム処理、SQL Databaseへ蓄積し、Power BIで利用状況を可視化するというプランです。トイレの利用状況を可視化するだけにしては、かなり大掛かりな構成ですがEvent Hubを利用する事でセンサーデバイス類の追加も容易になります。

次回は、最前線で活躍するセンサーについてご紹介したいと思います。
続きは第二話で。

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次回予告
Deviceの紹介と決定
データの抽出と集積について
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